平成19年保育士試験問題−精神保健

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問題 1.

次の文のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 小脳半球の背側には視床下部があり、自律神経系の最高中枢である。

B 脊髄は延髄の下方に位置し、32対の脊髄神経が出入りしている。

C エアーズ(Ayres,A.J.)らの感覚統合療法は、内臓感覚、固有感覚、平衡感覚などの統合機能を重視したものである。

D 中枢神経系は8歳頃にほぼ完成し、機能面では28歳頃まで成熟を遂げていく。

E 後頭葉には聴覚の中枢が、側頭葉には視覚の中枢がある。

   (組み合わせ)
     A  B  C  D  E 
   1 ○ ○ × × ×
   2 × ○ ○ × ○
   3 × × ○ ○ ×
   4 × × × × ○
   5 × × × × ×

1    2    3    4    5   

問題 2.

次の文は、吃音についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 2〜9歳のあいだに症状が出現し、自然に治ることも多い。

B 場面によって症状が変動する。

C 養育者がよく気をつけて頻繁に注意すると早く治る。

D 最初の一音節を反復するもののみをいう。

E 顔面や他の身体部分の不随意運動をともなっているものは含まない。

   (組み合わせ)
     A  B  C  D  E
   1 ○ ○ × ○ ○
   2 ○ ○ × ○ ×
   3 ○ ○ × × ×
   4 × ○ × × ×
   5 × × ○ ○ ×

1   2   3   4   5  

問題 3.

次の文は、精神保健に関する法律・制度等についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 平成17年4月より施行された発達障害者支援法により、知的障害をともなわない発達障害も福祉的支援の対象とすることが明記された。

B 障害児保育は、適切な診断にもとづいた個別の配慮のもとで行われるべきである。

C 保育士は、発達障害が疑われる子どもを発見した場合に児童相談所に通告する義務がある。

D 納得のいく説明が得られるまで患者が自由に病院を変えることのできる権利を「インフォームド・コンセント」という。

E 障害児の通園施設では、子ども1人につき保育士1人が配置されなければならない。

   (組み合わせ)
     A  B  C  D  E
   1 ○ ○ × ○ ×
   2 ○ ○ × × ×
   3 ○ × ○ × ×
   4 × ○ ○ ○ ×
   5 × ○ × × ○

1   2   3   4   5  

問題 4.

次の文は、うつ病に認められる症状についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 日内変動とよばれる気分の変化が認められることがある。

B 妄想が認められることがある。

C 精神運動抑制という症状が認められることがある。

D メランコリー型性格は秩序を重んじる。

E 過眠が認められることがある。

   (組み合わせ)
     A  B  C  D  E
   1 ○ ○ ○ ○ ○
   2 ○ × ○ × ○
   3 ○ × × × ○
   4 × ○ × ○ ×
   5 × × ○ × ×

1   2   3   4   5  

問題 5.

次の文は、小児自閉症についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ 選びなさい。

A 乳幼児期には、言葉の発達が遅れる場合が多い。

B 乳児期における養育者の不適切な育児が原因である。

C 知的障害をともなわない高機能自閉症は、適応が良い。

D 女児よりも男児に多い。

E 積極的に人に話しかけることができる子どもでも、そのやり方が一方的で奇妙である。

   (組み合わせ)
   1 A B C
   2 A C D
   3 A D E
   4 B C D
   5 C D E

1   2   3   4   5  

問題 6.

次の文は、統合失調症についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 発症頻度は人口の約0.8%である。

B 漠然とした外界変容感をともなった不気味な恐ろしさを妄想気分という。

C シュナイダーの第1級症状のひとつに、思考化声がある。

D 通常10歳前では内的異常体験を言語化するのは困難である。

E 行動異常にともなう奇妙な表情の変化に、しかめ顔がある。

   (組み合わせ)
     A  B  C  D  E 
   1 ○ ○ ○ ○ ○
   2 ○ × ○ ○ ○
   3 × ○ ○ ○ ×
   4 × ○ × ○ ×
   5 × × × × ○

1   2   3   4   5  

問題 7.

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
 小学3年生の男児。乳幼児期の運動発達および言葉の発達に関して遅れを指摘されたことはない。保育園では仲の良い友だちが何人かおり、集団活動にも意欲的に参加していた。小学校に入学後も友だちとの関係や授業中の態度に問題はない。ほとんどの教科は平均的な成績であるが、算数だけは入学以来一貫して苦手で、3年生の現在も繰り上がりのある足し算ができない。

【設問】
 この子どもについて適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 広汎性発達障害の一つである。
B 乳幼児期の母子関係に問題があった可能性が高い。
C 薬物療法が有効である。
D 発達障害者支援法における支援の対象である。
E 幼児期より算数教育を始めることにより予防可能であることが近年証明された。

   (組み合わせ)
     A  B  C  D  E 
   1 ○ ○ × ○ ×
   2 ○ × ○ × ○
   3 × ○ ○ × ○
   4 × ○ × ○ ×
   5 × × × ○ ×

1   2   3   4   5  

問題 8.

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
 9歳男児が母親に連れられて病院にやってきた。理由は、奇妙な癖が認められ勉強ができないという。詳しく医師が様子をたずねてみると、4歳頃から、鼻を鳴らす、肩をすくめる、舌打ちをする、口をとがらせる、顔をゆがめるなどの動作が出現し軽快と増悪を繰り返していたという。最近さらに突発的に「クソ」、「死ね」などの言葉を繰り返し口走るようになった。

【設問】
 この子どもについて適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 主たる原因は母親の養育態度にある。
B 症状によってはハロペリドールを使用する。
C 睡眠障害を高率にともなうが、脳波異常をともなうことは稀である。
D 症状の軽快が認められるのは思春期前半よりも思春期後半であることが多い。
E トゥレット障害はチック障害ではない。

   (組み合わせ)
     A  B  C  D  E 
   1 ○ ○ ○ ○ ○
   2 ○ ○ × × ×
   3 ○ × ○ × ○
   4 × ○ ○ ○ ×
   5 × ○ × ○ ×

1   2   3   4   5  

問題 9.

次の文は、児童虐待についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 被虐待児童の約半数は就学前の児童である。
 
B 児童虐待の対策にあたる中心的な機関は市町村の保健センターである。
 
C 乳幼児健康診査は、児童虐待の発見に大きな役割を果たす。
 
D 主たる虐待者は、実父が最も多い。
 
E 深刻な虐待のケースの場合、警察は児童の安全を確保するためであっても、親の同意がなければ親から分離して保護することはできない。

   (組み合わせ)
   1 A B
   2 A C
   3 B D
   4 C E
   5 D E

1   2   3   4   5  

問題 10.

次の文は、外傷後ストレス障害についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 原因となる心的外傷が7歳以前に受けた者である場合のみ診断する。

B 主な病態は、ごく僅かな覚醒レベルの低下が持続していることであると考えられている。

C 患者本人が心的外傷を受けた状況を言語的に説明できる場合にのみ診断できる。

D 解離性症状は認められない。

E 心的外傷の場面を現在のことのように生々しく想起したり、フラッシュバックを生じることがある。

   (組み合わせ)
     A  B  C  D  E 
   1 ○ ○ ○ × ×
   2 ○ × × ○ ○
   3 × ○ ○ ○ ×
   4 × ○ × ○ ○
   5 × × × × ○

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結果: