100 点満点 ( 合格点 60 点 )
残り時間
制限時間 60 分
保育所保育指針の中の「虐待などへの対応」についての記述である。
( A )〜( E )に当てはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
虐待が疑われる子どもでは、次のような心身の状態が認められることがある。発育障害や栄養障害、体に不自然な傷・皮下出血・( A )・やけどなどの所見、脅えた表情・暗い表情・極端に落ち着きがない・激しい癇癪・笑いが少ない・泣きやすいなどの( B )面の問題、言語の遅れが見られるなどの発達障害、言葉が少ない・( C )・不活発・乱暴で攻撃的な行動、衣服の着脱を嫌う、食欲不振・極端な偏食・拒食・過食などの食事上の問題が認められることもある。
虐待が疑われる場合には、子どもの( D )とともに、家族の養育態度の改善を図ることに努める。この場合、一人の保育士や保育所単独で対応することが困難なこともあり、嘱託医、地域の( E )、福祉事務所、児童委員、保健所や市町村の保健センターなどの関係機関との連携を図ることが必要である。
(組み合わせ)
A B C D E
1 打撲 情動 緘黙 養護 教育相談所
2 外傷 心理 不注意 治療 病院
3 骨折 情緒 多動 保護 児童相談所
4 打撲 情動 寡黙 治療 教育相談所
5 骨折 心理 黙動 保護 児童相談
1 2 3 4 5
乳児期の運動発達についての記述である。適切な記述を○、不適切な技術を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 新生児期にみられる原始反射は、生命維持のために有利な運動機能なので、その機能の消失がみられた場合は発達の異常を疑う必要がある。
B 運動発達には個人差があり、首がすわっていなくても、ねがえりができる子どももいる。
C 運動発達の順序として、手の指がしっかりと動くようになってから、肘や肩の動きが正確にできるようになる
D 生後3か月時点では、子どもの90%以上が首はすわっているので、この時期に首がすわらない場合は発達の遅れを疑う必要がある。
E 臓器の重量からみると、脳神経系の発達速度は乳幼児期が最も早い時期である。
(組み合わせ)
A B C D E
1 × × × × ○
2 × ○ × ○ ×
3 × × ○ × ○
4 × ○ × ○ ×
5 ○ ○ × ○ ○
1 2 3 4 5
以下の記述について、適切な記述を○、不適切な記述を罰とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 自律神経には交感神経と副交感神経とがあり、両者は相反する作用をする。たとえば、心拍数は交感神経の緊張により減少し、副交感神経の緊張によって増加する。
B 人間の一日の生体リズムをサーカディアンリズム(概目リズム)というが、どんな環境において養育されても、その周期は24時間に一定している。
C 小児の血圧は、成人に比べて血管が細く血管壁が薄いため、成人より高めである。
E 小児の消化吸収機能は未発達なので、積極的に様々な食べ物を摂取することによりアレルギーを予防することができる。
(組み合わせ)
A B C D E
1 × ○ × ○ ○
2 ○ × × ○ ×
3 × × ○ ○ ○
4 ○ ○ × × ○
5 × × ○ × ×
1 2 3 4 5
( A )〜( C )に当てはまる語句の組み合わせとして、適切なものを一つ選びなさい。
人間の体温は、間脳の( A )にある体温調節中枢によって一定に保たれている。感染症などにより体温調節中枢が刺激されると、体温調節の基準値が健康な場合の体温より高い温度にセットされることにより、体温を上昇させるためのふるえがおこる。病気が治ると、その基準値がもとの値にもどるので体温は降下する。その際に熱を放散させるために( B )がおこる。正確な体温を計測するためには、水銀体温計で( C )計測をすることが望ましい。
(組み合わせ)
A B C
1 脳下垂体 ふるえ 10分間
2 視床下部 発汗 3分間
3 脳下垂体 ふるえ 3分間
4 視交叉上核 とりはだ 5分間
5 視床下部 発汗 10分間
1 2 3 4 5
感染症に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×として場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 水痘はウイルスによる疾患であり、発疹が水痘になりさらに痂皮化することが特徴であり、水いぼともいわれる。
B インフルエンザはほぼ毎年流行し肺炎、気管支炎、脳症などが合併することもある。
C 破傷風は、現在の日本では罹患(りかん)する可能性が少ないが、海外渡航の場合には、感染予防のために予防接種を受けた方がよい。
D 後天性免疫不全症候群(AIDS)は性感染症なので、乳幼児期に罹患することはなく、思春期以降の対策を考えることが望ましい。
E 流行性耳下腺炎はおたふくかぜともいわれ、ムンプスウイルスによる疾患であり、成人期に罹患すると、睾丸炎や卵巣炎をおこすことがある。
(組み合わせ)
A B C D E
1 × ○ ○ × ○
2 ○ × × × ×
3 × ○ × × ○
4 ○ ○ × ○ ○
5 × ○ ○ ○ ×
1 2 3 4 5
次の【T群】の学校において予防すべき伝染病と【U群】の出席停止期間を結び付けるとき、正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【T群】
A インフルエンザ
B 麻疹
C 風疹
D 咽頭結膜熱
E 急性灰白髄炎
【U群】
ア 解熱後5日を経過するまで
イ 急性期をすぎるまで
ウ 解熱後3日を経過するまで
エ 解熱後2日を経過するまで
オ 伝染のおそれがなくなるまで
カ 治癒するまで
キ 隔離期間
ク 発疹が消失するまで
ケ 主要症状消失後2日
(組み合わせ)
A B C D E
1 ア ウ イ オ ケ
2 カ ア ク ケ キ
3 ウ エ ケ キ カ
4 エ ク ウ イ キ
5 エ ウ ク ケ カ
1 2 3 4 5
下記の文章中の( A )〜( D )について、当てはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
抗体は免疫グロブリン(Ig)ともいわれ、細菌が産生する毒素を中和したりウイルスに結合して全身に広がるのを防ぐ、免疫グロブリンの中の( A )は径胎盤免疫であり、母体の抗体が胎児に移行するが、( B )や結核などのように移行しない疾患もある。
( C )は母乳(特に初乳)に多く含まれる。( D )はアレルギーに関与する。
(組み合わせ)
A B C D
1 IgA ジフテリア IgM IgE
2 IgA 流行性耳下腺炎 IgG IgE
3 IgG 百日咳 IgA IgE
4 IgG 麻疹 IgE IgM
5 IgE 風疹 IgA IgM
1 2 3 4 5
平成12年度厚生省乳幼児身体発育調査によると、3歳0か月〜6か月未満の女児の各計測智の50パーセンタイル値は、身長93.7cm、体重13.49sである。これに基づいてA〜Eまでの発育状態を示す記述のうち、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A aちゃんは、出生身長が50.5pであった、3歳誕生日の時点では96.8pに達しており、順調に身長が増加していると判定された。
B bちゃんは、3歳誕生日時の身長が90.8p、体重は11.55sであった。カウプ指数によって性情範囲にあると判定された。
C cちゃんは、出生体重が2.50sであった。3歳誕生日の時点では11.57sに達しており、順調に体重は増加していると判定された。
D dちゃんは、3歳誕生日時の身長が94.8p、体重は13.30sであった。カウプ指数によって痩せていると判定された。
E eちゃんは、3歳誕生日時の身長が93.8p、体重は13.65sであった。カウプ指数によって太っていると判定された。
(組み合わせ)
1 C D E
2 A B D
3 B C D
4 A C D
5 A B C
1 2 3 4 5
乳幼児健康支援一時預かり事業の中の病後児保育について、( A )〜( E )について、当てはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
病後児保育とは、保育所に通所中の児童が病気の( A )であり、集団保育が困難な期間、保育所、病院等に付設された専用スペース又は派遣された保育士等が児童の自宅において一時的に預かる事業である。施設において病後児保育を実施するにあたっては、専門に担当する( B )および保育士等を配置する必要があり、児童( C )に対して職員1名を配置することを基本としている。実施施設の基準としては保育室の他に、乳幼児の静養又は( D )の機能を持つ部屋の設置が決められている。病後児保育を連続して行える期間は原則として( E )までとされている。
(組み合わせ)
A B C D E
1 回復期 看護師 2名 隔離 7日
2 回復期 医師 2名 治療 7日
3 初期 看護師 3名 就床 5日
4 初期 保険師 3名 隔離 5日
5 治療期 医師 1名 就床 5日
1 2 3 4 5
保育所保育指針第7章において示されている3歳児の保育の内容の記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 様々な運動器具に進んで取り組み、工夫して遊ぶ。
B 排泄やその後の始末などは、ほとんど自分でする。
C 保育士の手助けを受けながら、衣服を自分で着脱する。
D 午睡や休息を自分から進んでする。
E 危険なものに近寄ったり、危険な場所で遊ばないなど、安全に気をつけて遊ぶ。
(組み合わせ)
A B C D E
1 × × ○ × ○
2 × × ○ × ×
3 × × × ○ ×
4 × ○ ○ ○ ○
5 ○ ○ × × ○
1 2 3 4 5
性差に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 出生体重の平均値は男児の方が女児より大きい。
B 2歳になると興味を持つ遊びに性差がみられる。
C 二次性徴が発現するのは男児に高い。
D 自閉症の発症率は男児に高い。
E クラミジア感染症は、近年10代の男子が女子よりも多く罹患している。
(組み合わせ)
A B C D E
1 × ○ × × ×
2 ○ × × ○ ×
3 ○ × × × ○
4 ○ ○ ○ ○ ×
5 × ○ × ○ ×
1 2 3 4 5
次の文章は、「保育所保育指針」第12章4「疾病異常等に関する対応」の記述である。( A )〜( E )について、当てはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
乳幼児期、特に生後( A )の乳児の重大な( B )の原因として、それまで元気であった子どもが何の前ぶれもなく( C )に発生することが多い。この予防には、その( D )をできるだけ少なくすることが重要で、特に、寝返りのできない乳児では、( E )に寝かすように注意する。
(組み合わせ)
A B C D E
1 6か月未満 死亡 睡眠中 危険要因 仰向け
2 6か月未満 発達障害 睡眠中 発生 うつ伏せ
3 1歳未満 意識不明 覚醒中 危険要因 仰向け
4 1歳未満 事故 覚醒中 発生 うつ伏せ
5 6か月未満 発達障害 睡眠中 発症要因 うつ伏せ
1 2 3 4 5
先天性代謝異常症についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 先天性代謝異常症の早期の発見は、新生児期に尿のマススクリーニング検査によって行い、分娩場所で容易に検査できる。
B 先天性代謝異常症の治療は、食事療法によって異常な代謝物質の蓄積と欠如を防ぐことを目的とする。
C フェニルケトン尿症の食事療法は、高フェニルアラニン食を提供することによって代謝の異常を防ぐことを目的としている。
D 先天性代謝異常が原因で、知的障害などを引き起こすことがあるため早期に食事療法を行う。
E 楓糖尿症は、糖代謝の異状によって発生するものであり、糖分の少ない人口乳を提供することによって治療を図る。
(組み合わせ)
1 A B
2 B C
3 C D
4 B D
5 D E
1 2 3 4 5
疾患の予防接種の実施にあたって留意すべき事項についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A ポリオの予防接種を受けたが、DPTの第1期初回接種を1週間以上後におこなえばよい。
B インフルエンザのワクチン接種後、1週間位で麻疹のワクチンを受けてもよいと指示された。
C 風疹のワクチン接種とBCG接種との間隔を2週間と予定した。
D 母親が授乳中と判明したので、子どもの風疹の予防接種を母親の母乳分泌がなくなるまで延期するように指導した。
E DPTの第1期初回の1回目接種後から8週間経っていたが、初回接種を最初からやり直す必要がないと指導された。
(組み合わせ)
1 A B
2 B C
3 C D
4 D E
5 B E
1 2 3 4 5
食中毒に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 食中毒の防止は、病原体を付着させない、増殖させない、死滅させるように心がけることが原則である。
B 調理にあたっては、できるだけ多くの器具を用いて汚れを防ぎ、さらに洗浄を十分にし、湿度を高くして保管するように配慮する。
C 保育所においては、食中毒発生時の原因調査に備えて、調理済みの食品を冷蔵庫内にて1週間保存することが規定されている。
D 食中毒の防止策として、保育現場では、乳幼児が多く生活していることからHACCP方式は不適切である。
E ここ数年、食中毒の事件数は、腸管出血性大腸菌による感染より、サルモネラ属菌による感染の方が高い。
(組み合わせ)
1 A B
2 B C
3 D E
4 A E
5 B E
1 2 3 4 5
母子健康の基本に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 21世紀の母子健康の方向性を提示するものとして、「少子化対策プラスワン」が策定されている。
B 「健やか親子21」は、ヘルスプロモーションの概念を基盤として、今後の推進すべき母子健康の指標を提示している。
C 母子保健の基本的方向性の一つは、小児の健康の保持増進であり、さらに今日では適切な子育て支援を図ることが必要である。
D わが国の母子健康行政の基本的方針は、小児保健法によって運営されているが、学校保健との連携は不可欠である。
E わが国の急激な少子化は、母子健康の成果がもたらしたといってもよく、出生の増加対策を国は重要な施策として実施している。
(組み合わせ)
1 A B
2 B C
3 C D
4 D E
5 A E
1 2 3 4 5
小児期の事故に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 心肺蘇生におけるA,B,Cとは、心肺蘇生法の原則をいい。その内容は呼吸の確保、意識の判定、体温の保温を実施することを指す。
B 幼児の心肺蘇生術においては、3〜4秒間に人工呼吸1回に対して心臓マッサージを5回ぐらいの割合で実施する。
C 乳児期においては、胸郭の構造と呼吸機能が未熟なので、どのような事故でも呼吸障害が発生するために、死亡が多くなりやすい。
D 誤飲による事故では、窒息や中毒が発生することもあるので、それらに対応した処置ができるようにしておくことが望ましい。
E 乳幼児では、胸郭の構造が未成熟なので、心臓マッサージを実施することはひかえ、マウスツーマウスによる人工呼吸だけで蘇生を図るようにする。
(組み合わせ)
1 A B
2 B C
3 C D
4 D E
5 B D
1 2 3 4 5
脱水症についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 小児では、腎臓の機能が未熟なので、容易に脱水症が発生しやすく、原因となる症状としては下痢が多い。
B 脱水症では、身体の水分が異常に失われた状態なので、まず水分補給として多量の白湯を飲ますようにする。
C 小児期の脱水症では、意識の異状が認められることが少ないのは、神経症状が出現しないためである。
D 乳児の脱水症の診断に有効な症状の一つに、大泉門が膨れる状態があり、乳児で下痢がみられる病気では、必ず大泉門の所見を診ることが望ましい。
E 脱水症の種類によっては、乳児の皮膚の状態に顕著な変化が認められない場合もある。
(組み合わせ)
1 A C
2 B D
3 A E
4 D E
5 C D
1 2 3 4 5
1歳から4歳までの死亡に関する統計の記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 不慮の事故による死亡は、平成2年(1990年)では第1位の原因であったが、平成14年(2002年)では死亡順位の下位を占めるようになった。
B 悪性新生物による死亡は、この年齢群の死亡の上位を占め、そのなかではリンパ組織、造血組織の病気が多い。
C 昭和35年(1960年)においては、先天異常による死亡の占める割合は第1位であったが、平成14年(2002年)においては、先天異常による死亡は減少して、下位の方を占めるに至った。
D この年齢群には、乳幼児突然死亡症候群による死亡は全死亡の5%以下で、乳児期に比して減少している。
E 平成12年(2002年)以降におけるこの年齢群の肺炎による死亡の占める割合は、全死亡のほぼ40%を占めており、依然として感染症対策を怠ってはいけない。
(組み合わせ)
1 A B
2 C D
3 A E
4 B C
5 B D
1 2 3 4 5
肥満についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 肥満については、単純性肥満と症候性肥満とがあり、小児期においても治療や生活指導にあたって、その鑑別は重要である。
B 単純性肥満においては、エネルギー摂取が少なく、消費エネルギーが多いために発生する。
C 症候性肥満とは、遺伝によるものが多く、両親または親のどちらかに肥満が見られるので、親子ともに治療や生活改善の対象とする。
D 肥満の判定には、体重と身長によって算出した肥満度を指標として判定することが、さほど活動性が低い。
E 肥満児において、良性の肥満では比較的活発なものが少なく、特に、年齢が小さいときほど活動性が低い。
(組み合わせ)
1 A B
2 B C
3 D E
4 A D
5 B D
1 2 3 4 5
お疲れ様でした。「採点」ボタンを押して採点してください。